リフォーム屋さんのポテポテおじさんが考える理想のお家とは!
どうも!
日々沢山のお家を見て回って色々な現場を見ているうちに「これを良くすればもっと良いのにな」という経験が蓄積してきました。
今回の記事はリフォームをしたい方にも理想のお家を建てたい方にもお勧めの記事になっています。
第1回目は「窓の大きさ」についてです。
始めまーす!
採光と断熱を考えたバランスの良い窓サイズ。大きい窓は正しい選択なのか?
昔の日本の住宅の考え方、「とにかく窓を多く取り、そして大きく」でしたが、この現代住宅においては「窓はなるべく少な目、そして小さく」だと思います。
これには理由があるのですが、昔は夏にエアコンで部屋を涼しくするという考えが無かったため、なるべく窓を大きく取り風通しを良くする必要があったからですね。
「夏の住まい方を良しとする」考えで住宅設計をしていたんです。
その代わりに昔の住宅は冬は寒いんです。

窓が大きいという事はそこから出入りする熱が多いですから。
では、現代住宅はどうか?
最近の新築、昔ほど大きい窓は使わなくなってきています。
マンションなどは相変わらずリビングの窓はバカでっかく作りますが、戸建て住宅はよっぽどの高級仕様の住宅でない限りはリビングの窓も小さめです。
例えば、昔の住宅(1980年以前)はリビング・・・というかメインの居間の窓は4枚引き分けの一間半(約2.7m)の窓が2連なんていうのもありました。
窓をなるべく大きく取り、光を多く取り込みたいという考えなんですよね。
昭和の時はそれで良かったのですが、令和の現代はそういう窓の取り方は基本的にはお勧めできません。
窓は大きくなると暑さや寒さを取り込みやすくなりますし、冷暖房の熱も逃げてしまいます。
窓からの採光はもちろん大事ですが、今の日本の夏の事情を考えるとやはり大きな窓は間違った選択だと思います。
良く私が言われるのが、マンションのお客様です。
お高いマンション(価格もお部屋の位置も)にお住まいで、20階以上に住んでいる方が皆さん言う事。
それは・・・。
「日当たりが良すぎて暑い!!!」

そう、高級物件はみんな窓が大きいんです。
戸建て住宅でも同じで、窓が大きすぎると「夏暑くて、冬寒い」と最悪な状態になります。
では、これを防ぐためにはどうしたら良いか?
どうしても大きい窓が欲しい!と言う方は2つの対策方法が有ります。
樹脂サッシを入れてトリプルガラス仕様!もしくは内窓を付けると暑さ寒さが伝わりにくい窓になります。
新築をお考えの方や窓の暑さ寒さをリフォームでどうにかしたいと考えている方へ・・・。
窓はお家の中での熱の出入りが60%という調査結果もあるぐらい、とっても断熱には気を遣う所なのです。
窓を制すものは断熱を制す!と言っても過言ではありません。
それぐらい重要な窓をどうすれば良いか?
まず、新築の場合です。
この場合はとにかく「樹脂サッシ」です。
日本の住宅、今まではアルミサッシが主流でしたが、アルミサッシは断熱性能は皆無です。
アルミの熱伝導率は非常に高く、とにかく熱を沢山伝える素材です。
暑さや寒さをモロに伝えてしまいます。
しかし、樹脂サッシは違います。
これはサッシ枠が樹脂、つまりはプラ製です。
雰囲気だけで言うと木製サッシもあるのですが、木製のサッシは対候性があまり良く無いので樹脂サッシ一択で良いと思います。
とにかく樹脂のサッシは断熱性が段違いです!
プラスティックで大丈夫なの?と思う方も多々居るでしょう。
大丈夫です。
ヨーロッパやアメリカ、果ては韓国まで今は樹脂のサッシが標準です。
対候性樹脂を使っているので
真夏の暑い日でも、真冬の寒い日でもサッシに熱が伝わらないのです。
そして中に併せるガラスは「トリプルガラス」が基本になってきます。
20年ぐらい前までは「ペアガラス」が主流でしたが、2020年代に入ってからはトリプルガラスが徐々に日本でも普及してきました。
このトリプルガラス+樹脂サッシは良い値段がしますが、それ以上に冷暖房費の節約に繋がるので元は取れます。
リフォームで窓サッシその物を交換する場合も、基本的にはトリプルガラス+樹脂サッシを選択して下さい。
いや、でもリフォームでそこまで予算が・・・とお悩みの方は既存サッシの内側にもう一つ窓を付ける「内窓」をご検討下さい。

窓を2回開閉する手間は有りますが、内窓は樹脂サッシになるので断熱性能がしっかり出ます。
もちろん、新築の方でも大丈夫です。
樹脂サッシを選択せずに、標準プランで入っているアルミサッシ+ペアガラスのサッシに新築時から内窓を取り付けても問題はありません。
断熱性能で言うと、実はそこまで変わらないので・・・。
窓を2回開閉するのがどうしても面倒!という方は「樹脂サッシ+トリプルガラス」、2回開閉しても別に大丈夫と言う方は「内窓」を考えてみて下さい。
ちなみに遮音性という点では内窓の方が静かになりますよ。
窓は断熱の要、窓を考えることは家全体の断熱に繋がります!
ご自宅の新築やリフォームで窓を交換して断熱を良くしたいとお考えの皆様!
断熱について良く分かっている工務店さんやリフォーム店さんを探すのはちょっと大変なのです。
工務店さんに関しては「高気密高断熱住宅」を売りにしている所なら大丈夫ですが、リフォーム店さんだと「とりあえず内窓付けておけば大丈夫でしょ?」ぐらいな所もいまだに有ります。
そういう所を避けて工事をお願いしたいですよね。
そんな時に私がお勧めしたいのが一括見積りサイトです。
リフォーム屋さんって玉石混交なので、ちゃんとやってくれるところを探すのは結構大変なのです。
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