掃除してもなんかトイレが匂う・・・。
分かります。
特に男の子が居るお家や、要介護の方がいるお家のトイレは結構頻繁にお掃除をしないと臭いが・・・。
私も仕事でトイレリフォームの現地調査に行く際に気になる時があります。
このトイレのお掃除の記事、私の雑記ブログ「ポテポテブログ」で1度書いていますが、改訂版としてこちらにも載せておきます。
トイレ、ちゃんとお掃除していれば無臭ですよ(*´▽`*)
始めますー!
トイレがなんか臭うんだよねはどこから来ているのか?
まず、トイレのどこが臭うのか?
便器?壁?それとも床?
正解は主に床と壁です。
トイレのリフォームをするときに私は必ず「壁と床の内装材も張替え入れましょうか?」とご提案します。
これ、私が受注単価を増やすためにお勧めしている訳では無くて、臭い対策なのです。
トイレの臭いの元って大体が尿汚れなのです。
まさか「う〇こ」を壁に飛び散らせる人は居ないと思うのですが、いらっしゃいます?
男性の方で洋式便器で立って用を足す方は要注意です。
あれはトイレの臭いを生成する行為です。
そして水を流すときに便座の蓋を閉めないで水を流す方・・・。
あれも便器内の汚水粒子が飛び散っております・・・。
目には見えませんけどね。
でも、確実にそういう小さな行為が積み重なって「なんかうちのトイレって臭うんだよな」を作っております。
な・の・で!
トイレのリフォームをする時には見た目がキレイでも必ず「壁紙と床のクッションフロアは張替え」を頭の片隅に置いておいて下さい。
臭いはしみ込みますからね。
トイレの壁はお掃除の度に拭くことをお勧めします。それと便器のふち裏に要注意!
では、次に具体的なお掃除方法を。
現代のおトイレ、いわゆる乾式施工なので水に濡らしても良いのは便器の中だけですね。
あ、沖縄のトイレはいまだに床タイルでお水掛けて洗うとか・・・。
※私は埼玉の人なのでちょっとその辺は分かりません・・・。
お掃除の順番ですが、まずは便器の中からです。
便器の中をサンポールとブラシでお掃除。
サンポール、実はロングラン商品だけあって、トイレのアルカリ汚れに非常に良く利きます。
トイレの便器内に使う洗剤はサンポールをお勧め致します!
ただし、パナソニックさんのアラウーノはサンポールはお勧めしません。
アラウーノの場合はお掃除モードで中性洗剤の泡を便器内に入れてもらって、やわらかいブラシで優しくお願い致します。
そして便器内のお掃除が終わったら壁を。
便器付近の壁をトイレクイックルみたいなお掃除シートで良く拭いてくださいね。
何故に壁?と思う方も居ると思いますが、トイレの壁は結構汚れております。
そしてその汚れに臭い成分も含まれているので広範囲で拭きあげを・・・。
壁→床の順番で拭いたら、そのシートは一度流しましょう。
良く「トイレクイックルは流さない方が良い!」とか言っている素人さんが居ますが・・・。
トイレクイックルは大丈夫です。
これちゃんと検証をしているので、節水型の最新の便器でもちゃんと流せます。
ただし、1回に1枚だけです。
2枚も3枚も流そうとしてはいけません。
1回の大洗浄で1枚だけ流して下さい。
次に割とご存じない方多い場所をお掃除します。
ウォシュレット(シャワートイレ)は外すか浮かすかして拭き掃除を!
便器の中を掃除して、壁や床もきれいに拭いたからもう良いよね!なんて思うのはまだまだです。
実は便座の裏に汚れが残っております。
良く見えない場所だと思うので、皆さんあまり掃除してないんですよね。
でも、TOTOさんのウォシュレットや、LIXIL(INAX)のシャワートイレ。
便座は簡単に外したり浮かせたり出来ます。
やり方は簡単。
便座の右後ろに隠れているロックボタンをグーっと押してあげると・・・。
便座は簡単に前に外れます。
これ、一般的な組み合わせタイプの便座だとこうなります。
タンクと便器が一体型になっている便座だと、便座がガチャっと上に浮きます。
後は便座をひっくり返してあげて・・・。
この辺りを良く拭いてあげます。
そうすると臭いはほとんど出なくなります。
後は脱臭フィルターが入っているタイプの便座の場合はフィルターも忘れずにお掃除しましょう。
ちなみに便器とタンクが一体になっているタイプの便座はこうやって外れません。
便座が少し持ち上がるだけなので、そこにトイレクイックルを突っ込んで良く拭いてあげましょう。
しかーし!
便座が古くなってくると掃除してもあまり奇麗にならないんです!!
さらに樹脂が劣化してきてなんだかガサガサする・・・。
便座は一般的には10年前後が交換の目安と言われております。
さらに便器とセットで使うタンクも使用20年を超えて来ると、中の樹脂部品が劣化してきます。
そうなったらやはりセットでの交換をお勧め致します。
トイレの工事は半日もあれば終わってしまうので、リフォームをするにはうってつけです。
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