お風呂のリフォーム・・・。
早い人で築20年位から考え始める人が出てきます。
毎日きちんとお風呂掃除をしている方ならもう少し大丈夫ですが、あまりお掃除をしない方だと20年ぐらいで徐々に掃除しても落ちない汚れが・・・。
今回は本業がリフォーム屋さんのポテポテおじさんがお風呂のリフォームの流れをご紹介します!
見積りから施工までの大体の流れを知るとリフォームまでの不安が少し無くなります。
お風呂のリフォームはやりたい時期の2か月ぐらい前に行動を開始!
では解説致します。
まず、お風呂のリフォームをしたい!と思い立った時にどうするか?
私が考えるお勧めの流れはこんな感じです。
・各メーカーのショールームを見に行く。
・ショールームで大体のイメージを掴んだらリフォーム店に見積もり依頼。
・2~3回の打ち合わせをして、商品を決定。
・契約をして施工日を決定。
・数日の工事で新しいお風呂が・・・!
最初にメーカーショールーム?と思う方もいるかもしれません。
でも、最初にメーカーショールームに行った方が良いんです。
私みたいな業界の人じゃない限り、新しいお風呂なんか普通は見ませんからね。
まずカタログでは無くて、メーカーのショールームに行くのがお勧めです。
昔ながらのタイルのお風呂を作りたい!という人・・・はメーカーのショールームには行かなくても大丈夫です。
いきなりリフォーム店や工務店で良いです。
なぜなら昔ながらのタイルのお風呂を展示しているショールームはありませんので・・・。
そもそも「昔ながらのタイルのお風呂を作りたい!」という方はほとんど居ないんですよね、寒いから・・・。
まずメーカーショールームに行くと何種類かの最新のお風呂が設置してあります。
戸建て用からマンション用までありますよ。
ちょっとワクワクしてきます。
気分が盛り上がります。
そうしたら初回はカタログを貰って帰りましょう。
初回からメーカーさんに見積もりを貰う必要は無いです。
なぜなら、いきなり定価の見積もりをもらうと価格に驚いてしまうから・・・。
メーカーの定価見積もりというのは、実はあまり意味がありません。
ほとんどのメーカーさんの定価というのは、値引き前提で作られているからです。
これ、建設業界の闇なのですが・・・。
カタログ定価の40~60%引きが販売価格になります。
ちなみにタカラスタンダードだけは「ほぼ定価販売」になるので、値引きは10%ぐらいです。
※タカラスタンダードの値引き率に関してはそのうち別記事にします。
カタログを家でパラパラ眺めてみて、「こういうオプションが付けたい」とか「これはいらないなー」とかある程度お勉強をお願い致します。
カタログをある程度読み込んだら、今度はメーカーショールームに見積もりを作ってもらいに行きましょう。
この時は来場予約必須です。
ちなみにお風呂の広さ(間口と奥行きと天井高さ)だけは計って行って下さい。
より正確な金額が出せます。
そしてメーカー見積りを出してもらったら、実際にリフォームをお願いしたい所に連絡を。
最初にメーカー見積りが出来ていると、その後の打ち合わせなどがスムーズに運びます。
後はリフォーム店の担当者と数回の打ち合わせをして、工事に進みます。
契約時に確認したい事はコレ!
お風呂の工事のように支払いが100万円単位になるような場合に気を付けてもらいたいポイントは・・・。
・「工事請負契約書」をちゃんと出してもらえるか。
・メーカーの見積もり番号が契約書に転記されているか。
・工事保証書は出してもらえるか。
他にも細かい事は多々有るのですが、私が実際に売っている側で皆さんに気を付けて欲しい事は上の3つです。
まず絶対に必要なのは「工事請負契約書」です。
まともなリフォーム会社は必ず出しますが、世の中にはまだまだ契約書もくれないリフォーム会社もあります。
次にこれ結構重要なのですが・・・。
「メーカーの見積もり番号が契約書に転記されているか」です。
メーカーの見積もり番号ってプランごとに振られているのですが、この番号が1つ違うだけでも別のプランになってしまうんです。
例えば・・・、最後に作ったプランの末尾が3で、実際に発注したいプランは2だった場合・・・。
打ち合わせの行き違い等が生じて「3」で発注されてしまうと大変なことになってしまいます。
施主としては「2」のプランで発注しているつもりが「3」になってしまう・・・。
そうすると施主がイメージしているお風呂とは違う物が組みあがってしまうんです。
あぁ、恐ろしい!
だからそれを避けるためにも、かならず契約書に「メーカー見積りナンバー*****番」って書いてもらいましょう。
お風呂のプラン、拘る方だと5プランぐらい作る時があるので、施主側も施工する側も「あれ?このプランと前のプランどう違うんだっけ?」となる時があります。
なので必ず契約書には「メーカーの見積りナンバー」を入れてもらいましょう。
最後に重要なのが「工事の保証書」を出してもらえるかどうかです。
お風呂のリフォームに限らず、工事をした箇所の保証はどうなっているのか?
リフォームするにあたって切ったり貼ったりした場所は何年保証してくれるのか?
私が勤めているリフォーム会社だと、配管や電気工事をした場所は6年保証は付けていますが、他の会社さんはどうでしょう?
お風呂本体に関しては、メーカーさんの優良延長保証を使えば10年まで保証は付けられます。
他の部分の工事に関しては施工したリフォーム会社の保証になるので、その辺りも良く確認して下さい。
最後に良いリフォーム会社を探す一番の方法を・・・。
それは無料一括見積りサイトを使う事です。
リフォーム会社って世の中に無数あるのです。
その中から良い業者さんを探すのはとても大変です。
無料一括見積りサイトに登録されている業者さんなら、「ここの業者さん大丈夫かしら?」なんて心配は無用です。
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