キラキラ艶々のタカラスタンダードのホーロー浴槽。
メーカーさんのショールームで見ると、そのしっとりとした表面に惹かれます。

あのキラキラ艶々をリフォームした時に自宅のお風呂に入れたいとお思いのそこのあなた!
実はタカラスタンダードさんのホーロー浴槽のシステムバスは結構納入するための条件が多々あるのです。
今回はタカラスタンダードさんのシステムバスについて再度考察してみます。
あの艶々を手に入れるために・・・!
始めまーす!
ホーロー浴槽はリフォームに向かない⁉その理由とは⁉
以前タカラさんのホーロー浴槽を使っているシステムバスについて少し書いたことがあります。

ホーローのバスタブを使えるタカラさんのユニットバス、「プレデンシア」シリーズ。

このシリーズのユニットバス、実に高級感に溢れています。
見た目がキラキラしていて、バスタブと壁がホーロー。
床は今時珍しい本物のタイルが使用されているお風呂です。

他のメーカーのFRPの床が嫌な方はプレデンシア一択!
しかもこのタイルの床は断熱材が下に入っているので、真冬でもヒヤッとしにくいです。
※それでもやっぱりタイルだからFRPの床に比べるとちょっと冷たい・・・(*’ω’*)
壁パネルもホーローなので表面がツルツルピカピカ!
お掃除も楽々です。
こんなタカラスタンダードさんのユニットバス、「プレデンシア」
少し予算に余裕がある方で、本物のホーローが欲しい方なら是非ともお勧めしたいのですが・・・。
実はリフォームで使うにはちょっと大変なのです・・・。
ホーローバスタブは重い!そしてフレームの水平取りがちょっと大変。
新築の時に使う分には何も問題が無い、タカラスタンダードさんの「プレデンシア」
リフォームの時にはちょっと気を付けなくてはいけない点が有るのです。
まずは床のフレーム構造、そしてホーロー浴槽の重量です。
昨今のユニットバス(システムバス)、組み立てがドンドン簡単になっています。
組み立てが早い職人さんだと、朝9:00頃から組み立て始めてお昼過ぎには組み立て終わったりしますが・・・、タカラさんの床フレーム構造だと水平出しがちょっと大変なのです。

通常のボルト脚構造だと高さ調整が楽なのですが、フレーム構造だとブロックとスペーサーで高さを出していくので組み立てに時間が掛かります・・・。
そのため、新築なら良いのですが組み立てにスピードが要求されるリフォーム現場だとちょっと困りますね。
そして一番大変なのがホーロー浴槽の重さです!
他メーカーのFRPや人造大理石浴槽の重さとは比べ物にならない重さ。
そもそもホーロー浴槽って鋳物の鉄ですからね。

一般的な1坪浴室のバスタブの重さ自体が100kgを超えるので搬入や組み立て時に人数が必要になります。
人数が必要になるという事は・・・人件費が掛かるという事です。
それと基本的には木造住宅の2階への設置が難しいです。
ホーロー浴槽の階段搬入が出来ないことが多いのと、2階床への耐荷重を超える事が多いので結果リフォームでの採用は難しくなります。
※クレーン搬入が可能な場合や床の補強をしてある場合は出来なくは無いです・・・。
つまり、結構現場を選ぶのです、タカラスタンダードさんのプレデンシアシリーズ。
後、最後にやっぱり引っかかるのが「最終的な価格」ですね。
他メーカーさんの高級ユニットバス(システムバス)に比べると最終支払い価格がお高くなります。
タカラスタンダードさんのユニットバス(システムバス)、基本的にはカタログ価格とほぼ同じか10%引きぐらいでしか販売出来ないので、最終価格がお高いです。
TOTOさんやLIXILさんのお風呂の場合は高級機種でも大体カタログ価格の30%位は引けるので、メーカー定価が200万円を超えるような機種でも、販売価格は140万円ぐらいになります。
でも、タカラスタンダードさんの場合は、定価が160万円になった場合は10%引きで144万円。
え?大して変わらない?
いやいやいや・・・。
施工費が他メーカーより高いです。
これは先ほど説明したような「搬入が大変」だったり、「組み立てが少し大変」だったりする理由です。
しかーし!
各種のデメリットを上回る良さがタカラスタンダードさんのユニットバス(システムバス)にはあります。
その辺りを踏まえて、他社より良い品を自宅で使いたい!という方は是非タカラスタンダードさんのお風呂を採用して下さい。

ちなみに・・・。
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