冬のお風呂に入れたい物・・・。
いや、夏のお風呂にも入れたい時も有りますね。
そう、入浴剤です。

私は炭酸ガスの入浴剤「バブ」が好きなのですが、入浴剤って物によっては追い炊き不可な物が有るのはご存じでしょうか?
今回は入浴剤と給湯器の関係についてご説明いたします。
始めまーす!
メジャーな市販品は給湯器へのダメージは有りませんが、一部の入浴剤は追い炊き不可となっておりますのでご注意ください。
どうも!
お風呂に入浴剤を入れるのが好きなポテポテおじさんです。
本職はリフォーム屋さんなのですが、寒くなってくるとお客様からたまに聞かれるんですよ。
「入浴剤を使ったお風呂のお湯、追い炊きしても良いの?」と。
はい、大丈夫な入浴剤と大丈夫じゃない入浴剤とございますよー。
硫黄、塩分を使っている入浴剤、濁り湯みたいになる入浴剤は追い炊きNGです。他は大体大丈夫!
今回のお話、基本的にはガス給湯器を使用しているお家のお話です。
エコキュートは各メーカーごとに「これは使っても平気、これはダメ」と割と細かく分かれているので、今回は割愛します。
まず入浴剤を入れたお風呂の追い炊きに気を付けないといけないのはなぜか?という所からご説明していきます。

このような追い炊き機能の付いている給湯器、給湯器の中のお湯を温めなおす管、すなわち追い炊き配管は銅で出来ています。
銅の管、すなわち「銅管」は熱伝導が良く、硬さも硬すぎずに加工しやすいのですが、塩分や硫黄の成分を含んだお湯を頻繁に通すと針の先ほどの穴が開く「ピンホール」が出来ることがあります。
追い炊き配管に穴が開くと、給湯器からボタボタとお湯が漏れてしまう状況になってしまい、追い炊きボタンを押すたびにお湯が徐々に湯船から減っていくという症状になります。
・・・もっとも一回使ったからすぐにダメになるわけではないのでご安心下さい。
そして追い焚き配管にダメージを与える入浴剤の代表格が「硫黄成分」の入った物です。
市販品だとあまり無いのですが、草津温泉等で販売している「湯の華」が硫黄そのものです。
他にはムトウハップ等も昔はありましたが、大人の事情で販売されなくなってしまいました…。
次に追い焚き不可の入浴剤の代表格が「バスソルト」になります。
ソルトすなわち塩分なのでこれも金属には大敵です。
バスソルトを使う場合も追い焚きは絶対にしないようにしてください。
硫黄成分と同様に追い焚き配管にダメージを与えてしまいます。
硫黄成分、塩分は追い焚き不可!と覚えておいて貰えれば大丈夫です。
さらに硫黄成分、塩分以外にもう一つ駄目な入浴剤が「にごり湯」タイプです。
この場合の「にごり湯」というのが「酸化チタン」等でお湯が白濁するようにしているタイプの入浴剤になります。
この酸化チタンが追い焚き配管内で研磨剤のような役割をしてしまうため、やはり銅菅内にダメージを与えるのです。
では逆に一番追い焚きしても大丈夫な入浴剤はなにか?
実はツムラの「バスクリン」なのです。
バスクリンの入浴剤、給湯器メーカーのノーリツやリンナイも「問題なく使えます」と回答しているので安全に使用できます。
では、花王の「バブ」はどうか…?
これも基本的には大丈夫なのですが、にごり湯タイプのバブはNGです。
それと「ボコボコ」と発泡している時に追い焚きは駄目です。
気泡が配管内で噛んでしまい、追い炊き配管のポンプが上手く回らなくなる場合があります。
大体私が調べたところだとそんな感じでしょうか?
基本的に追い炊きをしなければほとんどの入浴剤は問題ありません。
お風呂を入る時に気分が上がる入浴剤。
成分表示を確かめて楽しいお風呂ライフを!

ちなみに給湯器の寿命は大体10年ぐらいなので、あまり長く使っているようなら交換をお勧めします。
お風呂や給湯器は完全にダメになる前の交換がベストです!
真冬に給湯器が故障して、修理部品が無いから交換ですー。なんて言われないようにある程度の期間が過ぎたらお風呂はリフォームがお勧めです。
私がお勧めするリフォームのサイトはココ!
一括見積りサイトにありがちな「申し込んだら凄い数の営業電話がきた!」みたいな物も無く、信頼できるリフォーム屋さんや建設会社さんを無料で紹介してくれます。
当然、見積もりの作成も無料です。
私が個人的にもお勧めのこちらの一括見積りサイト、お風呂のリフォームをお考えの方は是非利用してみて下さい。
以上ですー!
(PR)タウンライフリフォーム


