お風呂のリフォームを終えて、いざ新しいお風呂に浸かろうとしたら・・・!!!
浴槽に赤いポツポツが出てる!って何回かお客様から言われたことが有ります。
お風呂のリフォーム後に浴槽の中に出る「赤いポツポツ」の正体。
それは・・・。
水道管からの「もらい錆び」です。

今日は一般の人があまり聞かない「もらい錆び」についてご説明しましょう。
結構出るんですよねー(*’ω’*)
鉄の水道管の物件はまだまだ多いのです。鉄は錆びるから・・・!
読者様宅の水道管の素材、何を使っているかご存じの方ー?
・・・。
多分ほとんどの方は自宅の水道管が何を使っているかなんて意識した事ないですよね。
古い物件は戸建て、マンション共に水道管は「鉄」の管を使っています。
※業界の人は「てっかん(鉄管)」と言います。

築年数で言うと、30年ぐらい前までのマンションは鉄管が多いと思います。
戸建ての場合は築30年ぐらいだと、塩ビ管と鉄管と半々ぐらいでしょうか。
ちなみに私の自宅は塩ビ管ですね。
それより新しいお家やマンションの場合は「ポリ架橋管」という物が使われています。
今後の物件は全て「ポリ架橋管」になると思いますね。
水漏れしにくく、耐用年数が長いので。
・・・話を戻します。
この鉄管を使っているマンションや戸建ての場合、水道管の中は当然ある程度の年数が経つと錆びてきます。
鉄ですからね。
錆びます。
もっとも鉄管を使っている物件でも「ライニング処理」と言って、鉄管の内部を樹脂被覆で覆っている物もあります。
その鉄管内の錆が何かの拍子に「ポロっ」と出てきてしまうのが「もらい錆び」の原因になります。
ちょっと極端ですが、水道管の錆びが酷いとこういう「もらい錆び」になります。

陶器の上に赤錆が載ってしまうんです。
ここまで酷く無くても、せっかく新しくした浴室に赤いポチポチが出ている・・・という方は大体は「もらい錆び」です。
この「もらい錆び」が出てしまったら、なるべく早く取って欲しいのです。
長い時間放置していると削るしか無いような状況になってきますが・・・。
早いうちならTOTOさんから出ている錆取りクリーナーで簡単に取れます。

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このクリーナー、ちょっと独特な臭いがするので、使う時は必ず良く換気をしてご使用ください。
化学反応で錆びを落とすので、傷が残ったりはしません。
FRPのバスタブや床、人造大理石のバスタブも安心して使えます。
さすがTOTOさんの純正品です!
しかし・・・。
せっかくリフォームしても「もらい錆び」が出ると結構凹むんですよね。
私みたいに施工管理する側も凹みますし、リフォームしてくれたお客さんも凹みます。
どうにかならんもんですかねぇ・・・。
もらい錆びが頻繁に出るようなら配管その物の交換を!
マンション・・・はちょっと無理ですけど、戸建て住宅であまり古い鉄管を使っている住宅の場合、浴室リフォームをする際に併せて給水配管の丸々交換まで考えたほうが良い場合があります。
古い配管を丸々交換するタイミングってお風呂のリフォームをする時が一番良いんですよ。
洗面台やトイレのリフォームだと大きく配管をやり替えたりはしないですが、お風呂のリフォームだと大きく配管を変えやすいです。
でも・・・。
気になるのは費用ですね。
戸建ての給水管を丸々替える場合、配管の長さにもよりますが大体70万円~ぐらい掛かることが多いです。
大きいお家の場合は100万以上掛かる場合も・・・!!!
少し前までは50万円~だったのですが、2024年以降は材料費が上がっているので70万円~ぐらいになっています。
水道メーターから家じゅうの配管を替えるのはかなり大変なので、その位は掛かるなぁと・・・。
ちなみに水道配管、交換するには免許がいるのでDIYで交換したらダメですよ(*’ω’*)
浴室リフォームと併せて水道管の交換までする場合、結構業者さん選びが重要になります。
そういう時に役に立つのが一括見積りサイトです!
一括見積りサイトなら面倒な相見積もりを取る手間が有りません。
ご自宅の情報を入力して待つだけで、お住いの近くの優良業者さんを無料で紹介してくれます。
もちろん、見積もりやプランニングも無料です。
お風呂や配管の入れ替えはかなり高額工事になりますので、失敗したく無いですからね。
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