自宅をスマートハウス化したい方・・・。
アマゾンのスマートスピーカーエコーシリーズを使っている方も多々居ると思います。
あの「エコー」のスピーカー、いわゆる「アレクサ」ですね、「アレクサ」
アレクサを使ってシステムバスを「スマートシステムバス」にする方法を解説します。
メーカーカタログを読み込んでも良く分からないという方は必見です。
リフォーム屋さんが本業のポテポテおじさんが分かりやすく説明していきます。
「アレクサ、お風呂にお湯を張って!」が出来るようになるけど・・・。
皆さんのご自宅、アレクサはいますか?
私の自宅にはリビングに3台、子どもの部屋に2台の計5台おります。
※アレクサはちょっと人っぽいというかペットっぽいので「居る」という表現になってしまいますね。
「アレクサ、~~して!」というアレです。
自宅のアレクサは特に何かに組み込んだりはしていないので、音楽を掛けて貰ったり、ちょっと気になることを調べて貰ったり、タイマーをセットしてもらったり、リビングと子ども部屋の通話に使うぐらいです。
テレビのサウンドバーとして使ったりもしたのですが、ボリュームの調整がイマイチでした・・・。
このスマートスピーカーとお風呂を連携する機能があるのですが、これがかなり複雑!
「アレクサ、お風呂にお湯を張って!」が出来るのですが・・・。
これを行うためには結構な限定条件が必要になります。
対応しているお風呂と給湯器をセットしないと出来ません。なんでも出来る訳じゃないんですよ・・・。
今回の「システムバスをスマート化する」ですが、なかなか難易度が高いです。
金銭的なこともそうですが、これをちゃんと理解している販売店さんや施工店さんがあまり多くないかと思います。
私も色々調べてみて初めて分かったことが多々ありました。
なんせ「スマート浴室が欲しい!」なんてお客様は年に1件居るか居ないかなので・・・。
今回この記事を書くにあたり、TOTOさんの技術の方にも色々話を聞きました。
「スマート浴室」をセットアップするときに必要な物はこちら!
・無線LANルーター
・無線LANに対応させるシステムバスのオプション
・無線LAN対応の給湯器リモコン
・スマートスピーカー
・お風呂メーカーのスマート浴室にするためのスマホアプリ
・給湯機メーカー(今回はノーリツさん)のスマホアプリ
☆ちなみにお湯張りだけをしたいときは「無線LANルーター+無線LAN対応リモコン+給湯器+スマートスピーカー」で出来ます。
今回のシステムを組むと、「自宅の外から浴槽の排水栓を閉じて、自動で湯張り」が出来たり「リビングから「アレクサ、お風呂にお湯を張って」が出来るようになります。
でもですね・・・。
自宅リビングから浴室まで50mもあるような大邸宅ならともかく、普通の戸建てなりマンションでスマートスピーカーからアレクサにお願いして湯張りする状況ってあります?
多分この記事を読んでいる方のほとんどの方が「歩いて行って浴槽の蓋を閉めて、給湯器のスイッチを押す」ほうが早いような・・・。
いや、でもほら・・・。
スマートハウスという仕組みがカッコいい!って感じなので・・・。
正直、年間20~25件ぐらいお風呂の現場を見る私の意見ですが、「アレクサにお風呂をセットしてもらう金額を別のオプションに回した方が幸せ」だと思います。
あ、脚の不自由な方や、目が不自由な方は別ですよ。
特に身体的不自由が無い方ならその分の金額を別のオプションに・・・。
実際に「スマート浴室」を作るには無線LANの強度が重要です。
では実際に「スマート浴室」をリフォームで作る時に重要な事を説明しますね。
ずばり・・・!無線LANの電波がお風呂できちんと取れるかどうかです!
以前書いた記事で「マンションのお風呂にお掃除浴槽を組み込むのは結構大変」という記事を書いたのですが、古いマンションって無線LANの電波がなかなか飛びにくい物件多いんです。
無線LANの中継器を付けて、上手い事お風呂に電波を飛ばせば良いのですが、そこまで良く分かってやってくれるリフォーム店さんはあまり居ないと思います。
正直、私もこの記事を書くにあたり、かなり調べました・・・。
それぐらい「スマート浴室」を作ることはかなりレアなことです。
まず「スマート浴室」へのリフォームをお考えの方、浴室の天井点検口を開けて見てください。
そこへスマホを入れてみて、電波レベルを確認してみて下さい。
浴室天井裏でも無線LANの電波の強さが確保されていれば問題ありません。
なぜ浴室天井裏の無線LANの強度を測るのか?
「スマート浴室」を動作させるために必要な無線LANの受信機を天井裏に設置するからですね。
浴室天井裏まで無線LANの電波が届かないとダメなんですよね・・・。
なので天井裏まで無線LANの電波が弱い場合は中継器を入れて下さい。
次に無事に電波の強度が確保出来て、工事が無事に終わってもまだやる事は有るのです。
次にやる事。
まずはTOTOさんのお風呂のスマホアプリ、そしてノーリツさんの給湯器のスマホアプリをそれぞれダウンロードして連携します。
そしてアレクサ(スマートスピーカー)の設定・・・。
うん、かなり慣れている人じゃないと挫折しそうですね。
その苦労を乗り越えても出来ることは「アレクサ、お風呂にお湯を張って!」ですけど・・・。
※お掃除浴槽や床ワイパー洗浄もスマートスピーカーから動かせますけどね。
さらにその辺りの設定をちゃんと説明できる業者さんはあまりいないと思います。
なので、なかなか難易度が高いんです、スマート浴室。
とりあえず、ここまで読んでみてそれでもやりたい!という方は一括見積サイトから見積もり依頼を!
スマート浴室の事をちゃんと分かっている業者さんを紹介してもらえば、私のこの記事よりも詳しく説明してくれると思います。
業者さん選びに迷った方は是非!
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