今年は内窓や窓に関する補助金のラストスパートです。
この記事を書いている2025年の11月末。
お国からは窓の断熱の補助金が出て、さらに東京都は東京都で国の補助金と併用できる追加の補助金を出しています。
そのため、私のようなリフォーム屋さんやサッシ屋さんの現場は大混乱!
もう、しっちゃかめっちゃっかです。
お隣の神奈川県や埼玉県はここまで補助金出ないのですよ。
だから町田市民は大勝利、相模原市民は悔しい思いです。
埼玉と東京で言うと、練馬区民は大勝利、新座市民や和光市民は悔しい思いですね。
今回は内窓全般・・・では無くて、「お風呂の内窓」は付けたほうが良いのかどうかを書いていきます。
居室に内窓を付けている人でも、お風呂に内窓を付けている人はあまりいないので、リフォーム屋さんが本業の私が思う事を書いていきます。
始めまーす!
お風呂の内窓は有ったほうが良いけど、無くてもなんとかなってしまうのですよ・・・。
では、私の率直な意見を述べさせてもらいます。
お風呂の窓に付ける内窓、「真冬は有ったほうが良いと思いますけど、実は・・・」という感じです。

多くの日本の住宅、お風呂場って大体は北西の方角に当たる所に作るのがセオリー。
なぜ北西の方角に作るのかというと、リビングや寝室を大体のお家は南側に作るので、水回りが北側に追いやられるんです。
キッチンなども昔の名残で、どちらかというと北~北東方角に作られることが多いです。
トイレやお風呂はほぼ家の北側に追いやられます。
そうすると真冬はやっぱり寒いんですよ、お風呂。
今の木造住宅は外壁に接する面には断熱材がしっかり入るのですが、それでも「発熱材」ではないので寒い時期は寒いです。
そして壁の寒さを抑えたとしても、どうしても寒さが抑えにくいのが窓!

特に昔の住宅はお風呂の窓は「単板ガラス」ですからね。
※昔ながらの1枚ガラスの事です(*’ω’*)
20年ぐらい前のお宅でも「居室はペアガラスですが、お風呂やトイレは単板」というお宅も多々あると思います。
私の自宅もご多分に漏れず、お風呂はなぜか単板ガラスなのです・・・。
そのため冬はかなり寒いので、浴室換気乾燥暖房機は必須です。

お風呂に内窓を付けた方に話を聞くと「浴室暖房の効きが物凄く良くなった」とか「暖房を切った後でもお風呂が温かいまま」とかは良く聞きます。
つまり熱が逃げにくくなる機能はかなり効くという事ですね。
ただ・・・、逆に夏場はどうでしょう?
お風呂の暑いのがかなり長く続くという事ですよ・・・。
そこのメリットデメリットは良く考えて、お風呂の内窓は設置を決めたほうが良いかもしれません。
それとやはり内窓を付ける事でお風呂の窓周りの掃除がどうしてもしづらくなります。
居室に付ける場合よりお風呂の場合は内窓の効果が分かりやすいので、「内窓付けてみたいけど、いきなり居室に付けるのはちょっと・・・」と言う方にはお試しな感じで良いかもしれませんね。
浴室への内窓の設置、費用対効果は高いと思うので浴室暖房と併せて使用してみてはいかがでしょうか?
私の自宅、リビングや子ども達の部屋は全て内窓を設置していますが非常に効果は高いです。
浴室も付けたほうが良かったかなー?なんて思ってますが、浴室暖房だけでも良いかなぁ?とか色々考えております。
現在お風呂に浴室暖房がついていないお宅の場合は、「浴室暖房の設置+内窓の設置」でセットで考えてみてはいかがでしょうか?

確実に効果は出るので、是非ともご検討下さい。
見積もり、プランのご提案は下の一括見積りサイトからが便利ですよ(*’ω’*)
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