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エアコンは絶対に素人取り付け厳禁!YouTubeで見たからって出来るもんじゃないのでやめて下さいね。

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この記事を書いている2025年7月中旬。

外は暑いです。

そしてムシムシ・・・。

私の自宅もリビングのエアコンは朝から寝るまで1日中付いています。

三菱重工のエアコン、ベーシックなモデルはお勧めですよ!

そして物価高の昨今、エアコン本体のお値段もさることながら、職人さんの工賃も上昇しております。

エアコン交換、住んでいる場所にもよりますが大体最低2万円ぐらいからでは無いでしょうか?

古いエアコンの取り外し、外部配管カバーの脱着再利用、さらには2階から1階に室外機取り付けパターンだと5万円以上掛かることも・・・。

でも、工事を見ているとそんなに難しく見えないんだよねーという、そこのあなた!

世の中簡単に見える事は実は大変という事ですよ!

今回は「エアコンのDIY工事は絶対にやめてね」というお話です。

素直に空調屋さんに取り付けてもらいましょうねー。

エアコンは正しい工事をして初めて完成品になります。

では、始めます。

まず、ご自宅のエアコン、購入はどちらでされていますか?

町の家電量販店さん?それともネット通販?

はたまた町の昔ながらの電気屋さんでしょうか?

正直、買うのはどこでも買えます。

あまり詳しく無いから、色々教えて欲しいなという人は家電量販店さんや町の電気屋さんで買うのが良いですね。

カタログを一緒に見ながらベストマッチする機種を選んでくれます。

逆に私みたいに「エアコンはカタログ眺めれば機能は分かるぜ!」という方はネットで買いましょう。

対面販売より経費が掛からないのでお安く購入できます。

最近はネットでも購入すると同時に提携の工事業者さんの予約が出来たりして、商品を一緒に持ってきてくれたりするウェブショップもあります。

「エアコン、通販で買って先に送られてきても置く場所あるよ」という方は物だけ先行手配して、工事屋さんが来るまで置いておいても問題無いですね。

エアコン、品物で購入した時って室内機と室外機と繋がれていない状態で来ますよね。

この状態だと使えないわけです。

これを使えるようにしてくれるのが「空調屋」さんです。

昔は電気屋さんがやっていたのですが、最近は空調屋さんという専門職が取り付けることが多いです。

もちろん、電気屋さん兼空調屋さんもいますけどね(*´ω`*)

そう、もはや家庭用のエアコンも専門職がつける時代なのです。

なぜか?

今のエアコン、メーカー施工指示書通りに取り付けないと壊れるんですよ。

一番変わったのが室内機と室外機を結んだ後の処理です。

大昔のエアコンは取り付ける時に室外機にチャージしてあるフロンガスで冷媒配管内の空気を追い出していたのですが、今のエアコンは絶対に不可です。

今のエアコン、配管内の空気を抜くのは真空ポンプになります。

※アストロプロダクツHPより引用

今はバッテリーで動くタイプがあるので電源が取りにくい現場でも大丈夫になりました。
※手動で動かす真空ポンプも有りますが、今はバッテリーで動くタイプを使う方の方が多いような・・・。

この真空ポンプで配管内の空気を全て抜いてから冷媒ガスを入れないとエアコンが壊れます。

しかもいきなり壊れるのではなくて、「なんかエアコンあんまり効かないな・・・」という状況に徐々になっていきます。

エアコンの冷媒ガスはフロンガスなのですが、これはご存じの方も多いと思いますが「大気中への放出は不可」なのです。

まともな空調屋さんならかならず真空ポンプを使った作業をしてくれますが、ちょっと怪しい感じの業者さんなら・・・。

さらにこの真空ポンプ以外にも必須の道具がもう一つ。

配管内の空気がちゃんと抜けているかどうかを確認する「マニホールドゲージ」という計器も必要です。

※アストロプロダクツHPより引用

この器具で何を測るかというと、配管内の空気が完全に抜けて真空になっているかどうかの確認をします。

真空ポンプで配管内の空気を抜いて、ゲージの針で本当に真空状態になっているのか確認するのです。

ちなみに、アマゾンや楽天でも真空ポンプとマニホールドゲージのセット品が売っていたりもしますが、あれはあくまでプロ用なので素人がDIYで使う物ではありません。

エアコンは全ての手順を正しく行う事で初めて「完成品」になるのです・・・。

ちょっと動画を見て簡単に見えても・・・。

YouTubeなんかで「エアコン取付」なんか検索すると大量に動画が出てきます。

・・・えぇ、中には「プロが解説!DIYで取り付け!」なんて物もあります。

プロなら素人にエアコンの取り付けなんか勧めないで欲しいんですよね・・・。

そもそもエアコン工事って普通の電気工事より使う工具が少し多いんです。

そして建築の知識が無いと室内機のしっかりとした取り付けも出来ません。

「下地の位置が~~~」とか「ボードアンカーは~~~」なんて解説動画を見てもなんだか分からないという人はそもそもエアコンの取り付けには手を出さない方が良いです。

この記事では「エアコン工事に必要な物」は紹介しません。

なぜならエアコン工事は素人は手を出さない方が良いと思っているからです。

それにエアコン工事で使う工具類は全部揃えるとエアコン取付工事3回以上出来る金額になります。

さらに悪いのが「エアコン工事工具セットのレンタル」なんかも有るんですよ。

これも本来は電気屋さん向けのレンタル品だと思うんですけどね・・・。

なぜか素人の方が借りてDIYしたりするんです。

下地位置とか冷媒管の扱い方とか分からない人は絶対にエアコンの取り付けなんか出来ませんからね。

大人しくプロに任せましょう。

家電量販店や町の電気屋さんで購入した方は購入店さん経由で、ネットで買った方はエアコン工事専門業者さんや販売サイト指定の工事店さんにお願いして下さい。

DIYで取り付けて冷媒ガス漏れや室内機の落下事故なんか起きたら目も当てられないですからね。

以上、リフォーム屋さんからのお願いでした。

施工先を探している方はコチラからでも紹介できますよ。