ウッドデッキのブームは去った気がします･･･。
はい、どうも！
リフォーム屋さんが本業のポテポテです。
最近は室内のリフォームばかりやっていますが、この業界に入るきっかけになったのは外回り（エクステリア）のリフォームなんですよね。
そんな私が最近思っているのが、「あの一時のウッドデッキブームはなんだったんだろうな？」という事です。
日本の環境だと絶対に長持ちしないのは分かっているのに、やたら皆さんウッドデッキのある生活にあこがれていたような感じがします。
もっとも今でも裕福な方のお家には写真みたいなデッキがついていますが･･･。
家を建てたら（もしくは購入したら）ウッドデッキを付けたいと考えている人！
天然木タイプのウッドデッキはよく考えてから設置した方が良いですよー。
では、始めます！
毎年塗装は必須！ウッドデッキは思ったよりデリケート。
この記事ににたどり着いた皆さんが欲しいと思っているウッドデッキ。
実はかなり定期メンテナンスが必要な物だとはご存じでしょうか？
作ったときは明るい木目が美しいウッドデッキですが、雨風や紫外線にさらされることで表面は段々とグレーに変色してきます。
DIYで作る人もおりますが、恐らくかなりの人が業者さんに作ってもらうと思うんです。
そして作った業者さんに言われるのが「ウッドデッキは毎年塗装が必要ですからねー」という事･･･。
当然、私が監督したウッドデッキも必ずお声がけします。
「毎年ちゃんと塗らないとダメですよー(*´▽｀*)」と。
引き渡しをして最初の数年間は皆さんちゃんと塗装するのです。
だが、時は経ち。
徐々に「塗装するのは次の休みに･･･」なんていうのを繰り返しているであろうお宅。
えぇ、多々見ますね。
分かります、分かりますよ。
ウッドデッキの塗装って結構面倒なのです！
まず、表に出ている部分をブラシなどでゴシゴシ水洗いをして、乾いてからキシラデコールのような浸透性塗料で塗っていくのですが･･･。
ローラーでコロコロ塗れるところは良いのです。
簡単に塗れますからね。
問題はデッキの板と板の隙間！
この隙間1本１本に専用の細い刷毛･･･というかスポンジのような物を突っ込んでスィーっと塗らなくてはいけないのが非常に手間なのです。
このデッキの隙間、つまり木材の側面を塗るというのが結構重要です。
デッキの表面だけだとどうしても防水が甘くなるので、側面も必ず塗らないといけません。
が･･･、これが非常に面倒！
広いウッドデッキだと相当な回数溝に刷毛を差し込まなければダメです。
そういう事が色々と重なってくると徐々に皆さんウッドデッキの塗装をやめてしまうんです。
そしてデッキが朽ちてボロボロに･･･。
では、メンテナンスをしなくても良いデッキ材はどうなのか？
ちょっと考えてみましょう。
メンテナンスをあまりやらなくても良いデッキを選ぶのもあり！
ウッドデッキ、ボロボロになっているお宅で使っている材料はいわゆる針葉樹系の材料になります。
松や杉等の材料でウッドデッキを作ると必ず塗装を頻繁にしなくてはダメです。
しかし、ハードウッドと呼ばれる硬い「イペ材」や「ウリン材」、「セランガンバツ材」等は風通しが良く日当たりが良い場所で使っていれば、ほとんど無塗装でも耐えられます！
※それでも10年に1回ぐらいは塗装が必要になりますけどね。
ちなみに全てハードウッドのウッドデッキは非常にお値段が高くなります。
長持ちして使える分、やはり価格がしてしまうのです。
良いものは高い！はしょうがないんですけどね。
安いものはスグにダメになる、そしてハードウッドのデッキは持つけど高い！
その中間点は無いのか？
･･･あります。
木粉と樹脂を併せて作った「人工木デッキ」です。
見た目は少し変わった木材に見えますが、これは樹脂と木の良い所を併せ持っている素材になります。
欠点は夏場に日が当たると物凄い熱くなることですが･･･。
メリットは･･･。
・作ったらメンテナンスはいらない。
・樹脂がメインなので木みたいに腐らない。
・ハードウッドのデッキに比べて費用は安く済む。
・耐用年数が長く、30年位は普通に使える。
それと割と誰が作っても一定のレベルで施工出来るので、作る人によって完成品のバラつきが出にくいのも良い所ですね。
私のお勧めは 人工木デッキ＞ハードウッド系＞針葉樹のデッキですね。
予算が潤沢にあればハードウッド系でも良いのですが･･･。
そして最後にこれが一番重要かもしれません。
ウッドデッキを作ってもらう場合、施工業者さんによってかなりの金額差が出ます。
エクステリアの専門業者さんに頼むのと、リフォーム全般をやっている所へ頼むのでも金額に差が出ます。
そんな時に私がお勧めしたいのが「一括見積りサイト」です。
お住いの近くの優良施工業者さんを無料で紹介してくれます。
もちろんお見積もりも無料です。
見積りを取ってみて金額がちょっと･･･となったら断っても大丈夫です。
プランニング料金を取られたりもありませんのでご安心を！
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