駐車場のコンクリート、なんだか古くなってきたから打ち直し出来るかな・・・?
はい、出来ます!
出来ますけど・・・、何点か注意しておいてほしい点がございます。
今回は外構工事でも色々とお施主様が準備が必要な駐車場のコンクリート打ち直しについて説明します!
この記事を書いている私、元々外構メインでリフォーム屋さんをやっていたので!
始めますー!。
今あるコンクリートの駐車場を壊して新しくコンクリートを打ちなおすのはかなり大変!車、置く場所有りますか?
では解説を始めましょう。
ご自宅のコンクリートを打ってある駐車場、何年ぐらいお使いでしょうか?
10年?20年?それともそろそろ30年?
私の本業のリフォーム屋さんに相談に来る方で、駐車場のコンクリートを打ちなおしたいと来る方は大体30年ぐらい使用している方が多いです。
ここで一般の方が勘違いしていることを・・・。
打ってから30年ぐらい経ったコンクリート、打った時より強度が出ている状態です。
コンクリートって実は打った直後より時間が経った方が硬いんです!
ただし、表面は割ともろくなってきてボロボロと剥離してしまう所も。
その表面のボロボロと剥離する様をみて「駐車場のコンクリート打ちなおしたい」とお客様が来るのですが・・・。
圧倒的に多いのは「駐車場のコンクリートの表面だけ直したいんです!」というお客様。
これは正直に言いますと、上手く直らないんですよね。
壁や基礎の部分のコンクリートなら、下地調整剤を塗ってから化粧をしてあげるとキレイに直るのですが、駐車場のようにタイヤがもろに載ってくるような所だと、かなり専門的な会社に依頼しないと難しいです。
世の中にはコンクリートの補修で商売している会社さんがあるのですが、そういう会社さんは基本的には公共インフラの補修や工場の床等の表面の補修作業をやっている所です。
一般家庭のような小規模面積はやってないんですよね。
※やっている会社さんもあるかもしれませんが・・・。
駐車場の表面全体がボロボロしてくるような劣化具合でしたら、基本的にはコンクリートの打ち直しをした方が安く上がると思います。
ただし!!!
駐車場のコンクリートを打ちなおす場合は何点か注意点がございます(*´▽`*)
コンクリートの駐車場を直すときはここに注意!
次に実際に駐車場のコンクリートを打ちなおすときの注意点をご説明します。
<注意点①>
駐車場を直すとき、当然ですが車を置くスペースの確保が必要になります。
ご自宅の駐車場、車何台分ございますか?
1台?2台?それとも3台?
当たり前ですけど、駐車場を直すという事は車を普段置いているスペースが無くなるという事です。
工事期間中、自宅以外に車を置くスペースを確保してからじゃないと駐車場のコンクリートの打ち直しはなかなか難しいですね。
<注意点②>
コンクリート、車を載せられるようになるまでの日数はご存じでしょうか?
これが結構時間を空けないとダメなのですよ。
人が乗れるようになるぐらいであれば、真冬以外はコンクリートを打ってから24時間ぐらいで大丈夫ですが車が問題無く乗れるようになるまでは約1週間です。
真夏だともう少し早く大丈夫ですけど、冬だとやっぱり1週間空けたいですね。
<注意点③>
古いコンクリートを壊して、下地を作りなおして、型枠を組んでコンクリートを打ちこむ!
これ、車1台分なら2日ぐらいでしょうか?
重機を入れて古いコンクリートを壊すので、かなり音も出ます。
そして費用が・・・!!!
コロナ禍以降、工賃や生コンの費用も結構な値上がりをしています。
古いコンクリート解体→ガラ処分も今は高いですね・・・。
コンクリートの打ち直し工事に関わらず、こういう時は何社か施工見積りを取るのがベストです!
でもどこに見積もりを取って良いのか良く分からない・・・。
そういう時には一括見積りサイトがお勧めです。
外構工事は室内のリフォームに比べて、各社の価格差が大きい工事になります。
こういう時に役に立つ、一括見積りサイト。
私もお勧めしていますよ、こちらのサイト、是非駐車場リフォームの際にご利用くださいね。