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子ども部屋を後から仕切るのは結構お金掛かりますよ!最初から壁は作っておいた方が良いかと・・・。

内装に関するリフォーム
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最近はあまり聞かれることも無くなってきましたが・・・。

皆様のご自宅、子ども部屋を最初からちゃんと仕切っていますか?

それとも「子どもが小さい内は広く使って、大きくなってきたら壁を作ろう」なんて思っています?

これ、リフォーム屋さんが本業の私からすると「最初からちゃんと仕切っておかないと結構お金掛かるぞ!」という事案なのです。

そもそもどうして途中から壁を作る前提の設計にしてしまうのですかね?

後から壁を作って仕切ったら手間もお金も掛かるのに・・・。

今回は「壁で仕切れる子ども部屋」についてご案内します。

出来れば最初からちゃんと部屋で作ったほうが・・・。

始めまーす!

壁を作るのは多分皆様が思うより大変な作業です。

私の所にもたまーに問い合わせがある「子ども部屋、子ども達が大きくなったら2部屋に分けられるようにしてあるんですが、壁を新しく作るのにいくら位掛かりますか?」という質問。

大体は元々12帖のお部屋を6帖づつに分けて子ども部屋にするというお話なのですが・・・。

ここで建築業界に居ない一般の人達が勘違いしているのが「12帖のお部屋を単純に2つしても6帖づつの部屋にはならない」という事です。

壁を作ると壁の厚さが出るので、実際には6帖(9.9平方メートル)を少し欠けるぐらいのお部屋が2つ出来ます。

以前インスタグラムか何かで「2畳(一坪)の子ども部屋を3部屋作って子ども達の勉強スペースに!」みたいな投稿を見たのですが、さすがに扉は付けていませんでしたね。

部屋は区切れば区切るほど壁の厚みでスペースが食われていくので、なるべく壁を薄く作るのですが・・・。

それでも限度は有りますからね。

普通の在来木造だとかなり薄壁を作っても寸法的には「45㎜+12.5㎜+12.5㎜」なので最薄で70㎜位の壁になります。

内訳としては「35×45角の木材」「石膏ボード12.5㎜×2」になります。

もう少しだけ薄くする場合は石膏ボードを「9.5㎜×2」にすれば6㎜だけ薄く出来ますが・・・。

やっぱり最低でも「12.5㎜×2」は欲しいですね。

いや、ギリギリまで薄くするんだ!という方は5.5㎜ベニヤに壁を変更すればさらに薄くはなりますが、それは流石にやめましょう。

出来れば防火の観点からも石膏ボードを使用したいですね(*´ω`*)

物価高の昨今、壁を後から作るとお幾らぐらい?

では、皆様が一番気になっている「壁を後から追加するとどの位金額掛かるのか?」をご説明します。

あくまで一例ですよ。一例。

これよりお金が掛かることもありますし、もう少し安くなる場合もあります。

まず「12帖のお部屋を半分に仕切る」場合です。

戸建ての木造住宅という前提ですので、マンションだともう少し割高になります。

床は触らないで、壁を建てるやり方の場合です。

まず壁を作るための柱を建てて、そこに横桟を作り石膏ボードを張ります。

大工さんの人工(仕事にかかる手間賃)と材料費で15万円~20万円ぐらいですね。

施工店によって多少の前後は有ると思いますが、2025年現在は2020年ぐらいに比べて1.3倍ぐらいの工賃になっています・・・。

新しく出来た壁に幅木や廻り縁を付けて、壁紙も貼らないといけないので、さらにそこに追加料金です。

幅木と廻り縁取り付けで5万円ぐらい(材料費含む)、壁紙が下地処理含めて天井を張り替えない場合で大体3~4万円追加でしょうか?

そうすると・・・。

20万円+5万円+4万円で29万円(税別)が最低ラインですね。

施工店さんによってはもう少し掛かると思います。

税込みで30万円以上掛かることが多いので、「子どもが大きくなったら部屋を仕切ろう」なんて考えている方はお金貯めておいて下さいね。

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見積り、相談は無料なのでお気軽にお問い合わせくださいね!