皆様のお宅に洗面台はございますか?
・・・多分、ほとんどのお宅にはあると思います、洗面台。

上の写真みたいな少しお高い洗面台から、私の自宅に設置してあるような「とりあえずちょっと水場が欲しいから」で設置してある洗面台までピンキリだと思いますが・・・。
2025年現在、洗面台のお値段って物凄い幅があるんです。
安いのは10万円を切るぐらいの値段から売っていますし、お高いのは100万円を超えてきます。
でも・・・。
ちょっと考えてみて下さい。
洗面台の基本機能は何も変わらないんです。
それなのに価格が10倍変わるって凄いですよね?
今回は「高級な洗面台はリーズナブルな物と何が違うの?」という所を解説していきます。
始めまーす!
ピンからキリまで色々あるけど、違うのはこういう所!
では解説します。
こんな感じのオシャレで大きい洗面、ちょっと憧れますよね。

でもこういう洗面ってそもそもこのサイズの洗面台が置けないと始まらないんですよ。
一般的な戸建て住宅に多い「一坪洗面所(畳2枚分)」の洗面所だと置くこともままならないです。
ちょっと仕様が良いマンション等だとこういう感じの「ホテルライク」な洗面台が置いてあったりします。
・・・まあ、こんな高級仕様な洗面台を新築で入れられてしまうと、交換する時に莫大な費用が掛かるんですけどね・・・。
※大体100万円以上掛かりますよ(*´▽`*)
方や私の自宅みたいに「とりあえず湯水が使えればヨシ!」ぐらいの洗面台だと10万円を切るぐらいのお値段で購入できます。

どちらも洗面台の機能としては、ほぼ同じです。
「お湯・水が使えて排水が出来る」という基本性能は何も変わりません。
ではお高い洗面とお安い洗面、何が違うのか。
そして100万円を超える洗面にその価値はあるのか?
まず結論から言いましょう。
はい、毎月お高い洗面台を販売施工管理している私が導き出した結論です。
100万円の価値は無いですね・・・。
そんな馬鹿な⁉と思う方の気持ちも分かります。
いやぁ、だって100万円の価値は無いですよ、本当に(*´▽`*)
1個づつ説明します。
大手水回りメーカーさんの場合は天板と扉面材が違うのですが、本体の材質は同じですよ。
まず大手水回りメーカーさんのT社さんとL社さんの場合です。
実は洗面台を作っている材質は「パーティクルボード」と言われる、木材チップを固めた素材で出来ています。
この素材自体は水に弱く、水漏れなどが起きた場合にはすぐにグズグズになります。
え?水に弱いのに何故使うの?と思いますよね・・・。
これは・・・あの・・・。
安いからです。

パーティクルボード、通常の集成材や厚いベニヤ板を使う場合に比べて非常に安く本体を作ることが可能です。
ステンレスキッチンで有名なC社さん等は本体のフレームをステンレスで作っていたりします。
C社さんのキッチンや洗面台、フレームがステンレスで出来ているモデルは非常に耐久性が良く、長い期間使えるように設計しています。
私は現場で施工管理もするのですが、T社さんの高級洗面を組み立てる際にいつも「これ100万円もしないよなぁ・・・」といつも思います。
洗面台を組み立ててしまって見えなくなる裏側を見ると本当にそう思うのです。
パーティクルボードとベニヤの組み合わせで出来ていますからね。
あのメーカー定価は業界の闇ですね・・・。
では、お高い洗面とお安い洗面は何が違うのか?
本体の素材以外が違うんです。
具体的には「洗面台のボウルや天板の素材」と「扉の面材の仕上げ」です。

お高い洗面は陶器ボウルもありますが、基本的には人造大理石やクリスタルカウンター素材。
扉の面材もキッチンで使うような素材になっています。
そしてある程度のサイズオーダーが可能になっています。
そう、高い洗面はサイズオーダー対応しているから高いんですよ。
ただ、マンション等はサイズオーダーの洗面じゃないとジャストフィットで納まらない場合が有りますが、リフォーム時に建物側で対応した方が安いんですよね・・・。
うん・・・。
なんかやっぱりデザイン以外はメリットないですね、お高い洗面。
いやいやいや、あの高級感溢れるデザインが欲しい!という方には是非ともお勧めしたいんですよ。
唯一無二ですしね!

結局は予算と相談という事です。新築時には要注意ですよ(*’ω’*)
結論として、お高い洗面は最終的にデザインが好き!で選ぶ事が多いという事です。
新築でかなりお高い洗面を選んでしまうと、15年~20年後にまた同じぐらいのレベルの洗面台を選ばないと満足出来なくなるので要注意です。
お高い洗面を選ぶ時、新築時にもリフォーム時にもお勧めしたいのが「一括見積りサイト」です。
リフォーム時にはこちらのサイト。
新築時にはこちらのサイトがお勧めです。
値段だけで選ぶのではなく、自分のやりたいことを理解して一緒に考えてくれる会社がお勧めです。
一括見積りサイトは無料で利用できるので、「どうしよう・・・」と悩んでいる場合はとりあえず相談をした方が良いですね。
ご相談、お見積もり作成は無料!
是非タウンライフを上手に使ってくださいね。
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