パナソニックのアラウーノ、リフォーム屋さんだと結構安く売っているけどどうなの？
はい、個人的には･･･。
うーーーーん。
これ書くとパナソニックさんに怒られそうなのですが･･･。
正直お勧めできないです(;´∀｀)
※ゴメンナサイ、製品のコンセプトはパナソニックらしくて好きですけど･･･。
何がどうお勧めできないのか･･･。
これからのトイレリフォームに役に立つように書いていきます！
始めまーす。
ターントラップ方式は改良されている！とは言っていますけど本当なのでしょうか･･･。
アラウーノを語る上で外せないのが「ターントラップ方式」です。
この「ターントラップ方式」、物凄い機構なのです!!!
ハッキリ言ってトイレの排水方式の革命か⁉位の勢いでデビューしたのですが、蓋を開けてみればここが原因になるトラブルが多々ありました。
普通の洋式トイレって、排水の経路に「トラップ」という水を貯めておく坂というか場所があるのですが、ここのトラップを超えるのに昔のトイレは結構な水量が必要だったのです。
古いトイレは1回流すのに12Lも水を使っていたのですが、最新のトイレは3.8Lの水で流せるようになりました。
この最新のトイレの流す水の量、TOTOさんのネオレストという機種が上記の3.8L
LIXILさんとパナソニックさんが5L洗浄となっています。
最新のトイレ、流す水が少ない分トイレットペーパーの使用量を気を付けないと、ちょっと詰まりやすいのですが･･･。
そしてパナソニックさんのアラウーノ5L洗浄。
このターントラップ方式がかなりの確率で故障するのです･･･。
だがしかし！
初期型アラウーノは割と故障しましたが、最近のアラウーノはここの改良をしたとパナソニックさんは言っておりました。
･･･本当ですかね？
ターントラップが故障するとかなり悲惨な状況になります。
本来はトラップの部分がクルンとひっくり返って水を流すのですが、ここがひっくり返らなくなる故障が起きると水が流せなくなります。
正確に言うと「チョロチョロとしか流せない状態」
排水路が上を向いたままの状態で固定されてしまう故障が起きると、便器の中に汚物まみれの水が縁ギリギリまで来ます。
そしてジワジワと水位は下がるのですが･･･。
ここでまた排水ボタンを「ピッ！」なんてやるとチョロチョロ排水が間に合わずに溢れます。
それこそウ〇コまみれの水が逆流･･･。
最悪の展開ですね。
しかも普通のトイレのように「排水経路の詰まり」なら割と素人でもトイレの「スッポン」（通水ラバーカップと言います）でどうにか直せるのですが、このターントラップはメーカー修理を入れないとどうにもならないという最悪のおまけ付きです。
いくら故障しにくくなったとはいえ、メーカー修理を入れないとダメなトイレ･･･。
なかなか私みたいに販売する側としても売りにくいんですよね･･･。
でも、ターントラップは緊急対応可能になっております！･･･え？修理担当が来るまで、ずーっとそのレバー使うの？
こういう記事を書くと大体「いや、最近のアラウーノは緊急排水出来るぞ！」というご意見が多々来るのですが･･･。
はい、知っております。
私の本業はリフォーム屋さんですからね。
アラウーノ本体の右側カバーを外すと「緊急対応用ターントラップ手動操作ハンドル」があるのは知っています。
これをクルっと回してあげると排水が流せるのは知っているのですが･･･。
パナソニックさんのメンテナンスサービスが来るまで、故障時に毎回それをやりますか？という事です。
普通のトイレ（いわゆるタンクがあって、便器と便座の組み合わせタイプ）ならそこまでの状況ってないんですよ。
TOTOさんやLIXILさんのタンクレストイレでも排水出来ないという状況には排水管が詰まらない限りはならないです。
停電した時でも電池を入れてあげれば普通に流せます。
でも、アラウーノはこのターントラップがあるせいでトラブルが発生した時の対処が面倒なのです･･･。
発想は素晴らしいのですけどね･･･。
どうしても「重要な場所は単純に作ったほうが良い」という事からは逃れられないようで･･･。
やっぱりトイレのリフォームはTOTOさんかLIXILさんの方が良いと思います･･･。
排水に関するトラブルの対処を考えると、やはりトイレはTOTOさんかLIXILさんがお勧めです。
伊達に何十年も便器を作っているわけじゃないですね。
ちなみにタンクレストイレは各社寿命が短めになっているので、その辺りは良く考えて導入をお願い致します。
どのくらい製品の寿命が短いかというと、各社8年から10年位しか設計寿命は見ておりません。
かなり短いですよね。
なので私の個人的な意見としては昔ながらの普通のトイレ（タンク、便器、便座の組み合わせタイプ）をお勧め致します。
それとトイレのリフォームをする時には施工業者さんをきちんと選びましょう。
リフォームの工事は住みながらやってもらうことがほとんどです。
水回りのトラブルは後々色々な不具合が出てきます。
こういう時に私がお勧めしたいのが一括見積りサイトです。
私のブログとも提携をしているので安心して申し込んで頂いて大丈夫です。
良くリフォームをする場合は何社か見積もりを取りましょうと言われていますが、何社も見積もりを申し込むのは結構大変だと思います。
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